【2024年最新版】リアルな冬の北海道でのビジネスファッション
こんにちは。札幌でスタイリストをしているQです。
日頃お客様から“来週北海道に出張なんですけどどんな格好をして行ったら良いでしょうか?”と質問をいただく事がよくあります。
しょっちゅう北海道に来ている人はまだしも、北海道にあまり来た事がない方にイメージを聞くと
冬の北海道=死ぬ程寒くて一面真っ白
だと思っている人も多く、もう冬も終わりかけだったりそんなに寒くない時期に着膨れしまくってキャリーケースを引いているビジネスマンを時折見かけます。
北海道と一口に言ってもとにかく広いので、シーンによって準備すべき服装は大きく変わってきます。
エリア:道央・道東・道北など
季節:何月に行くのか
時間帯:昼なのか夜なのか
とりあえず持っている最強のアウターを持っていけば良いでしょ?
移動中の温度調整や脱ぎ着を考えていないと「ずっと脱いでる」状態になりかねません。
まずは北海道の気温をチェックしていきましょう!
冬場の平均気をチェック!
以下は1月の北海道の過去の平均、最高、最低気温の表です。
例えば1月に札幌に行くのと釧路に行くのでは最低気温の温度差が3.4℃もあります。
札幌の人に「まだそんなに寒くないですよ!」と言われ、と東京の服装のまま来てしまったとします。
何かの流れで釧路に行くことになってしまうと追加装備無しで最低気温-10.4℃を体感することになります…
考えただけでゾッとしますね。
北海道に住んでいる私でさえ道東に行く際などは相当慎重な服装選びをします。
薄着で行ってしまった場合は確実に風邪を引きますから…
そんなことにならないために、アウターだけでも行き先に合わせてしっかり準備しておきましょう。
冬の北海道でスーツの上に着たいコート
ダウンコート(ジャケットが隠れる長さ)
ひとまずロングのダウンコートを着ておけばどの地域でもまず安心です。もちろんマフラーと手袋も忘れずに。
ウールリッチのアークティックパーカーは北海道でも着ている人を良く見かけます。
ビジネス対応可能なシンプルデザイン、かつ私服でも違和感の無いアウターを1着は用意しておきましょう。
出張先で休日を挟むような長期出張の場合でも私服用にアウターを何着も持っていかなくて済むのでこういったコートは1着持っておくと便利です。
カーキでも良いですがまぁまぁカジュアルなのでビジネス寄りに見せたい場合はネイビーかブラックを選びましょう。
ファーを取り外してマフラーにチェンジするだけでも見た目がガラッと変わりますよ!
ライナー付きコート
北海道の出張から東京に戻ったらこんな暑くてファーの付いたアウターなんて着てられないよ!という方は着脱式のライナーがついたタイプのコートがお勧めです。
こちらはシンプルなチェスターコートのデザイン、機能性のある中綿が入ったライナーが付いた機能的なコート。
取り外し可能な前立てのジップを閉めるとしっかりとした防寒性、表地には薄くしか充填物が無いので見た目がすっきりしていていかにも厚着しているという感じがなく、春や秋など間の季節にも重宝する一品です。
私服で合わせる場合はシャツとニットなど綺麗めスタイルに細身のカジュアルパンツなどと合わせると雰囲気が良いです。とにかくシンプルなのでデニムとも相性が良いです。
この商品はライナー全体を取り外せるモデルではありませんが、お住まいの地域が暖かいエリアの場合は全てを取り外せるモデルが良いかもしれません。
その3.アウトドアウェアの流用
私もそうなのですが、釣りや山登りなど、趣味のアウトドアで使用しているアウターがあるならそれを使うという手もあります。ただ、デザインや色はカラフルなものが多いのでビジネスの内容によっては派手すぎる可能性もあります。あくまでも応急処置的な意味合いで使用するようにしたいです。
元々持っているならこれでもOK!新たに用意する場合はこの価格帯だともう少し予算を足してHERNOなどのキレイめなブランドを狙えそうですね。
まとめ
- 新しく買うならベーシックかつシンプルなアウターにする。
- 手持ちのものを流用するなら色は控えめにする。
- ジャケットの裾がはみ出ない長さのものを選ぶ。
- スーツの上に着る場合はサイズ感には余裕を持つ
上記の内容を抑えておけばとりあえず間違いはありません!移動中の車内では暑かったりする事もありますのでライナーの付け外しなどで行き先や道中のルートによって温度調節ができたりするとなお良いです。
スーツの上に着るものはあまりタイトに選ばないでくださいね!
ではまた!
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